Diary 2011. 3
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3月12日 (土)  大津波

 未曾有の大災害である。11日17時15分、志布志でも1.1mの潮位が観測された。中央クリニックではを川や海岸近くの住民を高台に避難させるべく送迎バスを繰り出した。クリニック内にも10数名が避難してきた。志布志での被害はなかったが、東北地方の大惨事は我が目を疑うばかりである。まさに国難である。この大地震が関東大震災を誘発しないことを願う。
 愛する日本よ、日本人よ、団結してこの国難を乗り越えよう。そして更に、その団結力で真の独立を勝ち取ろう。
  ヒヒン・・・裕馬


3月14日 (月)  荒唐無稽な話

 アメリカ発のうわさ話が入ってきた。
 地震兵器というものがあって、菅総理の援護射撃をするために,日本でちょっと地震を起こすつもりだったが、予想外の惨禍となり、おまけにアメリカ西海岸にも津波が押し寄せ、日本の原発いや世界の原発産業そのものが吹っ飛びそうな事態となってしまい、悪だくみ連中の仲間割れが始まったらしい。
 もしそんな兵器が使われているのだとしたら、地球に与える傷はやがて制御不能の大怪我となり、生物が住めなくなることもあり得る。
 ところでこの地震で菅総理は助かったのだろうか。
 ヒヒン・・・裕馬


3月15日 (火)  逃げなさい

 東北関東大地震の被害は想像を絶するものであり、死傷者は10万人を超えるものと思われる。犠牲者を思うと心が痛む。これ以上犠牲者を出さないようにすることが大事だ。救出活動とともに衣食住及び医療の確保を急ぐ必要がある。
 緊急にすべきことがもうひとつある。福島原発周囲100km圏内住民への避難勧告である。6基の原発のうち1基でも暴走したら、残りの5基も同じ運命をたどる。風向き次第では日本列島どこでも危険だ。それどころか、偏西風に乗れば、アメリカ本土にも届く。
 運悪く被爆してしまってからでは遅い。健康も自由も尊厳も奪われる。
 東電と政府の対処は甘く無責任で失敗する可能性が高い。ロシアやアメリカという原発事故経験国からの応援をもらうのが遅すぎる。
 関東に住む、親戚、知人に電話しよう。
「逃げなさい」と。
ヒヒン・・・裕馬


3月16日 (水)  戦争?

 原発は緊急停止装置が働いて核分裂は止まったが、自己崩壊に伴う熱産生もあって安全なレベルまでさめるには時間が必要だ。しかし冷却装置が津波で破壊されて、温度が上昇し、燃料棒が少しずつ溶け出し、底にたまりだしてきている。このたまりがある量を超えると再び核分裂を始め、最悪、核爆発をおこす。それを防ごうと、ホウ素入りの海水を注入しているが、なかなかうまくいかない。おまけに使用済みの燃料棒も貯蔵してあり、そこの冷却もできず自然発火している。過去の水素爆発で、使用済み燃料棒(燃えカス)も四散した可能性がある。作業員は死と隣りあわせで必死に炉心の爆発(水蒸気爆発、核爆発)を防ぎ、国民の命と健康を守るために戦っている。国民の多くの命がこの大震災で失われた。さらに一千万人を超える国民の命と健康が風前の灯である。これはもう戦争である。敵はこんな日本にしたわれわれ国民である。生まれ変わり、敵(これまでの日本)の攻撃を防がねばならない。千葉県に姉一家がいる、茨城に妹二人とその家族がいる。避難を勧めたが、こどもたちはすでに避難させ、夫婦で残るという。助けてほしい。家族を国民を守ってほしい。作業員の方々、自衛隊の方々総力を挙げて守り抜いてほしい。あれからもう6日を稼いだ。燃料棒の熱も時間とともに下がってきているはずだ。ホウ素入りの海水注入を続けて欲しい。消防艇やヘリコプターも動員して放水して欲しい。
 がんばれ!作業員、自衛隊、そして日本人!
 ひひん・・・裕馬


3月18日 (金)  再度言う「逃げなさい」

 裕馬の血統は頑固馬である。関東の家族にいくら言っても避難しようとしない。「仲間を、仕事を、今の暮らしを捨てるわけにはいかない。寿命が縮まるかもしれないがそれも運命さ。」だと。もういななく元気もない。医師である馬主が言っていた。
 「放射線の線量が低いから安全だという訳ではない。X線撮影装置と比べられても困る。問題は放射能(セシウム、プルトニウム、ヨーソなどの放射性物質)が何処にどれだけばらまかれたかだ。これらはミクロの原子炉だと思えばよい、これらを、吸い込む、飲み込む、皮膚・粘膜から体内に取り込むと、寿命が尽きて灰になっても放射線を出し続けるということだ。つまり、体内から健康をむしばみ続けるということだ。放射線は原発から離れれば減少する。放射能(ミクロの原子炉)は風次第で何処まで飛ぶかわからない。チェルノブイリの時は全世界にばらまかれた。チェルノブイリ原発周囲はいまでも汚染され立ち入り禁止となっている。犠牲者は今でも出続けている。今は海に向かって風が吹いているが、もうすぐ陸に向かって風が吹く季節になるのだ。最悪の場合、関東、東北は濃密な汚染地区になる。西日本にとりあえず避難し、国外に難民として受け入れてもらうしかない。」
 もう時間の余裕がない。政府に逆らい、会社に逆らい、しがらみを断ち切り避難しなさい。残る自由もあるが、逃げる自由もあるはずだ。
 ヒヒン・・・裕馬


3月20日 (日)  安心するのはまだ早い

 原発の表面温度が100度以下になったことで、安心ムードが漂っているようだ。しかし放射性物質も広範囲に漂い、落下したことも事実だ。粒子が小さいので近接しないと放射線は検知できないレベルだが、体内に取り込むと長期間、悪さをする。実はこれが恐れていたことなのだ。食物連鎖の頂点に立つヒト族は関東東北産の食物を恐れ、生産もストップするだろう。風下になってしまった住民はすでに、大量の放射性物質を吸ってしまったに違いない。この人たちの5年、10年後の健康被害が心配だ。
 暴れる原発をまだコントロールできたわけではない。電源を確保しても、塩水に使った機器、電線は取り替えないといけない。放射線環境での作業は、はかどらない。その間に何が起こるかわからない。これから起こることは、人類が経験したことも、予想したこともない未知の世界である。世界の英知を集め、あらゆる可能性をさぐる。世界中の技術者、特殊部隊を集め交代で、数ヶ月と予想される長期戦を戦う体制を作る。そのためにこの非常時に対応できる強力な政府を作る。これがまだできていない。
 だから、まだまだ安心して眠ることのできない裕馬君なのです。  ヒヒン!
 


3月23日 (水)  ミクロの格納容器

 関東の台地に放射性物質が降った。大量の野菜が出荷停止になった。吸いこんでしまった大量のヒトは今のところお沙汰無しらしい。
 馬主が昨夜、飯山一郎という天才だか大ぼら吹きだかよくわかんない大学教授に秘策を教えてもらったらしい。裕馬のおバカな頭で理解できた範囲で紹介しよう。
 原始地球に生きていた光合成細菌が現在でも生きていて、紫外線やらガンマ線やらをエネルギーに生きることができる。これを乳酸菌を利用して大量培養する方法があり、放射能で汚染された大地にまくと放射能を食べ、そこから出る放射線をエネルギー転換して生命活動に利用する。つまり、飛散した放射性物質といういわばミクロの原子炉を、光合成菌というミクロの格納容器に収納するわけである。これを植物を利用して、効率よく吸収させ、拡散あるいは濃縮廃棄する。たとえばヨモギを使って大気中へ拡散させる、ヒマワリや大麻を使って濃縮・消却・埋設するなどの処理が考えられる。
 これが実用化すれば素晴らしいことである。だから希望を失わずに今は、汚染を最小限にする努力が必要である。
 がんばれ日本人!  ヒヒン・・・裕馬


3月24日 (木)  戦力の集中と持久戦の体制を

 暴れる原発をなだめるには、半年以上かかる。戦力を集め、交代で1年間持ちこたえる体制を作りなさい。非常事態宣言をしなさい。対策も3っ以上の作戦を同時遂行しなさい。国力の全てを震災と原発事故の対策に向けなさい。そのために新しい政府を作りなさい。野菜や水でパニックをあおって、点数稼ぎをしている場合ではありません。本当に国民の身を案じているのであれば、福島に対策本部を置きなさい。日本は沈没しかかっているんですよ。馬鹿政府よ。記者会見なんか保安員に任せて政治家としてするべきことを早くしなさい。
 わかったね! 馬鹿管、馬鹿枝野!
 ヒヒン・・・裕馬


3月29日 (火)  馬にも言わせてくれ

 裕馬は思う。
 地震と津波が、天災か、人災か、天罰か、そんなことはわからない。ただ、原発事故が人災だということは馬鹿な裕馬にもわかる。加害者は誰か。政府、電力会社、物理学者?ちがうでしょ。日本人全員でしょ。だました日本人もだまされた日本人も、われわれ動物の立場から言えば、加害者だ。人も住すめなくなり動物も住めなくなる。これ以上そのような地域を広げないでほしい。まず暴れる原発を押さえ込んでほしい。汚染された水は海に流しなさい。汚染され生物に大きな影響を与えるだろうが、失敗すればもっとひどい広範囲の汚染になる。漁業は何年か何十年かわからないが我慢すればよい。拡散した放射能はバクテリアが処理する。
 それより何より、今すぐ福島と全国の原発を停止してほしい。決断と実行あるのみ。早く何とかせ〜や、日本人! ヒヒン・・・裕馬


3月31日 (木)  ふたたび癌の増加の予感

 第2次世界大戦後、米国、ソ連の冷戦が始まり、大気圏内核実験が次々に行われ、全世界の大気中でプルトニウムなどの放射性物質が検出された。世界中で、1945年以降は肺がんの増加が起っている。1970年頃、プルトニウムの量がピークとなり、これに25年遅れて肺がんがピークとなり、1995年以降はどの国も減り始める。肺がんだけではなく、白血病など他の癌も同じ傾向が見られる。
 しかし今回の放射能汚染で、ふたたび癌患者が増えそうだ。少なくとも25年は癌患者が増え続けることになりそうだ。今が大事だ。これ以上汚染地区を広げない、これ以上体内被曝を増やさない、このための断固とした、強力な対策が必要だ。いい加減に内閣総入れ替えをしなさい。
 裕馬に総理大臣をさせてくれ!・・・ヒヒン


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