Diary 2009. 2
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2月9日 (月)  初日記

生まれてこのかた、日記をまともに書いたことのない、裕馬君が、ブログに挑戦する羽目になりました。お馬鹿で無責任なことを書き散らすことのないように、皆様のご意見もお願いいたします。
さて、今日もインフルエンザの患者様が数名、来院されました。インフルエンザといえば、先月のニュースで憤慨するものがありました。ある老人施設で、インフルエンザが蔓延し、3名の方がなくなったというものです。マスコミは事件として報道し、厚生省は管理の問題へと誘導しています。裕馬に言わせれば、予防接種率が90%もあって、たった3人のお年寄りしか死なせなかった、すばらしい施設です。先進欧米諸国のインフルエンザ予防接種率は、80〜90%に達するのに、わが国はたったの30%しかない。毎冬、お年寄りを中心にインフルエンザ関連の死亡が数千人も、発生しているのがわが国の実情です。これまで、この実情を放置してきたのが、厚生省、関係医療機関、マスコミなのではないですか?新型インフルエンザのパンデミックも、末端医療・行政機関の管理の問題に矮小して、責任逃れができると思っていらっしゃるのでしょうかね?


2月13日 (金)  13日の金曜日

法のもとの平等は、力によって容易に踏みにじれるのが現実のようである。汚染米を国内に持ち込んだ農水省はたたかれず、漢字検定協会に対する文部省の管理指導責任は問われないようである。マスコミは強いもの味方をするようである。行政手続き上は、監査、行政指導、再監査、査問、処分という手続きを踏むべきなのだが、マスコミを動員し、いきなり処分も同然の愚挙に出る。天に唾する行為であり、こんなやり方を続けて官僚組織防衛をしていたら、天罰が下るであろう。


2月16日 (月)  市場原理主義の崩壊

最近は聞かないが、10年程前には、アメリカの巨大医療チェーンが、日本に上陸するという話があった。医療経済特区を作るという話もあった。今にして思えば、アメリカが毎年、日本に押し付けくる年次教書がその噂の出所だったのだろう。外交交渉という武器を使わない戦争でことを決するのではなく、文書による要求を呑まざるを得ない日本は哀れである。そのアメリカ様が没落しつつある今、真の独立を目指そうとしない日本にもあきれる。まあいいか。医療に市場原理主義を押し付けられる危険が少しは減っただろうから。


2月18日 (水)  恥の文化

外交とは戦争の延長だ!いや、戦争は外交の延長だ!どっちだったかな?どちらにしても、日本は恥の文化である(だった?)ことを思いださざるを得ない出来事ですね。他国と渉り合うべき戦場で、酩酊状態とは恥ずかしい。そのような代表を送り出した政党が恥ずかしいのであり、そのような選良を選んだ我々国民が恥ずかしいのです。しかし、うがった見方をすれば、G7にはもはや、世界の金融・経済を動かす力は無く、地方議員の研修旅行程度の軽い気分で参加したのかもね。
それにしても、中川氏に随行した秘書や官僚は多額の公費を使って、何しにいったんでしょうね?


2月20日 (金)  研修医制度の改悪

地域医療も、救急医療も、老人医療も総合診療が必要だと思う。初期研修で各科をローテーションするのは大事なことだと思う。それを、医師不足解消のために、カリキュラムを半分にするらしい。目先だけの小手先細工では、国民の健康は守れない。研修医が大事な労働力である限り、日本の医療は3流といわれても仕方がない。


2月25日 (水)  薬に頼らない医療

先日のNHKスペシャルは、秀作であった。日本でうつ病患者と自殺者が増え、薬に頼る医療が主流であり、しかも間違った投薬がなされているというものであった。浅はかな裕馬くんは、医者がもっと勉強すればいいんだねと、チャンネルを変えかけたが、話の新たな展開にリモコンをおいた。イギリスでは、うつ病治療に国を挙げて取り組み、認知行動療法をとりいれ、効果をあげているというものだった。日本はといえば、3万人の自殺者を10年間も出し続け、なんら有効な対策をとろうとしない。日本がおかしいのだ。増え続けるうつ病は、1次医療機関で診断し、治療までできることが必要となる。医者の頑張りだけで、自殺者は救えない。家族、友人、会社、地域、国の総合力が要る。しかし現実を見ると、わが国の現状は厳しい。もし戦争で毎年3万人の戦死者が出ているのであれば、内閣はすぐに吹っ飛ぶと思うよ。


2月28日 (土)  官僚国家の犯罪

花粉症の季節になりました。かつて、裕馬君のご先祖様は、神山・高隈山(大隈半島最高峰)の木を盗伐したとのぬれ衣を着せられて、島流しにされました。今その神聖な山は、地肌がまるで虎刈りのように、あちこちむき出しになり、貴重な照葉樹林帯が杉山にかわっています。かつて、営林署は、職員の給料を捻出するために、国有林(原生林)を丸刈りにし、紙の原料として、安く大量に売り、申し訳のために杉を植樹してきた。おかげで、いまや保水力のない山が全国を埋め尽くし、日照りが続けば、川が枯れ、雨が続けば、洪水、山崩れ、春先には国民病(花粉症)が蔓延するしまつだ。この国民的損害をどうしてくれるのか。誰も責任を取らない。あやまりもしない。今や、林野庁は営林署を廃止して、知らぬふりをしている。かくして、今年も大量のスギ花粉が舞い、桜前線ならぬ、スギ花粉前線が発表されます。まるで自然災害のように。しかしこれは公害なのです。数多い、官僚国家の行政公害のひとつなのです。ハックション!!興奮するとはなみずが!!ああはらがたつ!!


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